私たちデリカフーズグループは、未来に続く成長を志す持続可能な社会の実現に貢献していきます。
デリカフーズグループは、SDGsへの貢献、およびESG活動に関して様々な取り組みを行っています。当社グループの事業は農業の支援、環境保全、食を通じた健康訴求など、サスティナビリティの向上につながるテーマに深く関わっており、今後は持続可能な青果物流通ビジネスを創出し、世界的目標の達成を目指していきます。
デリカフーズグループは、天の恵みである
野菜を100%使い切ることを目指して
5つのテーマを通して持続可能な青果物
流通ビジネスを創出してまいります。
青果物流通事業の拡大によって青果物の消費量を増やすとともに
農業の成長を推し進め、持続可能な脱炭素社会の構築に貢献します。
消費拡大
農業成長
結果
デリカフーズグループの成長が
「日本の農業を支える」と共に、
「脱炭素社会の実現」への
後押しに繋がっていきます。
デリカフーズグループでは、全国の事業所で工場の省エネルギー化に取り組んでいます。「排水未利用冷熱を活用した温度差エネルギー冷却システム導入事業」では、カット野菜製造ラインから排出される水の冷熱を利用し、チラー(液体を冷やす装置)にかける電力を減らすことで、省エネルギー化やコスト削減を実現しています。現在、デリカフーズ(株)東京事業所と神奈川事業所で導入されており、東京事業所においては導入後36%の省エネ、年間272万円の電気代削減をいたしました。
また、東京事業所は屋上スペースを活用した太陽光発電システムも導入しています。緊急時には事務所内の専用コンセントで電力を供給することができ、環境問題のみでなく、事業所運営に役立てる事業として取り組んでおります。
青果物卸売業を行う上で、大きく問題視される食品ロスの削減にも、グループとして積極的に取り組んでいます。
残渣リサイクルシステム導入事業では日々発生する野菜ゴミを活用し、微生物などを活用して堆肥化、それを農産物の育成に使用することで、循環型の事業活動を目指しています。現在このシステムは全国5か所の事業所で導入され、東京事業所では1日あたり11t分を処理、生ごみの量と処理コスト低減にも役立てています。
デリカフーズ株式会社と株式会社メディカル青果物研究所は、宇宙航空研究開発機構(JAXA),、産業技術総合研究所、千葉大学、菱熱工業株式会社の産官学4機関と連携し、JAXA宇宙探査イノベーションバブが公募する「資源循環社会に向けた自立循環型水耕栽培システム(地産地消型探査技術)共同研究事業」の採択を受けました。今後は、それぞれの強みを活かしながら、連携を強化し、事業を推進してまいります。
デリカフーズ株式会社では、3か月に1度、地域貢献活動の一環として定期的に「朝市」を開催しております。会場は主に、各事業所の駐車場や地域の公園で、入社1~3年目の若手社員が中心となり、野菜の調達から、集客のためのビラ配り、当日の店頭販売や会計まで、すべての工程を自分たちの手で行なっています。また、地元の商店会の方々と協力し、地域イベントのひとつとして出店することもあります。旬の野菜をお値打ち価格で販売しているということもあり、毎回、多くの地域住民の方に足を運んでいただいております。売上金は地元自治体に全額寄付しており、地域の発展に奉仕しております。
デリカフーズグループでは、「野菜塾」と称し、より良い野菜をお届けするための「勉強会」を開催しております。各界から講師の先生をお招きし、特別講演や特別セミナーなどを行い、積極的に情報を発信するとともに、流通や新しい商品に関する新たな提案の場としても活用し、業界全体の活性化を図っています。また、野菜塾ではデリカフーズが考案した、野菜を使ったメニューを紹介し、実際に来場されたお客様に試食していただいております。その季節の旬の味を活かしたメニューで、驚きと楽しみをご提供しています。
少子高齢化に直面している日本。現状、スポーツ競技人口においても年々減少の一途をたどっています。デリカフーズグループでは、次世代のスポーツ選手育成へ支援として、青果物をお届けし、栄養面でのサポートを行っています。