デリカフーズは、野菜の卸売りをしている会社です

  • リンク
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 事務所マップ

デリカフーズ株式会社

ウェブ検索

当サイト内を検索

研究・レポート

産地レポート

産地レポート「ナッパーランド」 2006/06

ほうれん草パック

人と植物の未来のために、安全・安心をお届けします!!

代表
久保田裕孝さん
所在地
群馬県
構成人数
12名
総栽培面積
82ha
総圃場数
3箇所

主な栽培品種は『サラダほうれん草』です。

久保田裕孝さん

特徴

このナッパ-ランドでは、専用のトレー(セルトレー)、専用培地を使用し、独自の水耕栽培をしていました。この独自の水耕栽培のメリットをご紹介します。

専用培地(石綿)の使用

(1)専用培地(石綿)の使用
簡単に種子から育苗できる。

(2)セルトレーの使用
苗を早く大きくすることができる。
(圃場で早く収穫でき、年15作~17作可能です)
育苗トレーは144穴、夏は1穴に6~7粒、冬は1穴に4~5粒

病原菌対策

(3)病原菌対策
病気になる苗は、培養液を何度も使用することによって根から分泌される有機酸が病原菌のエサになります。
ナッパ-ランドはブロック分け方式を使用しているので、常に新しい培養液でスタートできるので、汚れが少なく、万が一発生しても1ブロックで被害は済みます。

サラダほうれん草の栽培の様子

育苗トレー(144穴)

育苗トレー(144穴)にロックウール粒状綿が主成分の専用培地に播種する。
発芽室(20度設定)で発芽させる(3~4日)

発芽したら出庫して、育苗棚に広げる

発芽したら出庫して、育苗棚に広げる。

育苗後、1本1本丁寧に定植を行います

育苗後、1本1本丁寧に定植を行います。
水耕栽培なので土がつかず作業もスムーズだそうです。

植後、約1週間。だいぶ大きく育ちました

定植後、約1週間。だいぶ大きく育ちました。 しっかりと根付いていました。

きく育ち、収穫可能な時期になりました

大きく育ち、収穫可能な時期になりました。
大体、本葉が25~30cmになったら、収穫します。

穫され、一度きれいに洗浄されてからまた使用されるそうです

収穫され、一度きれいに洗浄されてからまた使用されるそうです。

サラダほうれん草の豆知識

ほうれん草のビニールハウス

原産地は、西アジアでペルシャで栽培されたのが始まり。
日本へは江戸時代末期に中国から伝わり、 その高い栄養価が 認められるようになったのは、昭和40年頃からです。
現在では品種改良が盛んに行われ、180種以上の品種があると言われています。

栽培管理

水耕栽培の重要なのは培養液です

水耕栽培の重要なのは培養液です。
ナッパ-ランドでは、この培養液に多くのこだわりを持って栽培しています。
独自の培養液はこのパイプを通って、日々、栽培条件にあった量が流されています。
サラダほうれん草は、培養液に理想的なpHは6.0~6.5です。
育成に伴って、pHは緩やかに上昇します。

タンク

培養液に使用する水は井戸水を濾過し、使用しています。

培養液のダンボール

培養液には硝酸窒素ナトリウムを使用し、pHの調整を行っています。
台風や大雨のあとは、井戸水のpHが急激に上昇するので、管理が難しいそうです。

貯水タンクは地下にあり、水温の上昇をできる限り、避けるよう工夫されていました

貯水タンクは地下にあり、水温の上昇をできる限り、避けるよう工夫されていました。

環境にも配慮しています!!

栽培に使用した培養液には病原菌のエサとなる有機酸やその他の肥料成分が含まれています。
栽培農家さんの多くは、次の栽培では、この溶液の使用はせずに捨ててしまうことがほとんどのようです。
これが、環境汚染面で問題視されています。

ナッパーランドでは…

培養液が作物に吸収されると、栽培ベッドに自動的に補給されます。
収穫予定日の3~5日前になると、培養液の補給を中止し、肥料分を含まない水を補給します。
約5日間の間に栽培ベッドに残っている肥料分を吸収し、栽培終了時には、培養液を破棄しても、環境汚染につながらない。

ホウレンソウの硝酸ナトリウムが問題になっていますが・・

ビニールハウス内で説明

肥料を絶つことで、茎などに蓄えてある硝酸を、利用して、育成に必要なアミノ酸やたんぱく質を作ります。 これによって、収穫時の葉中の硝酸濃度が大幅に少なくなります。

産地訪問の度に丁寧にご案内くださる和郷園ならびに生産者の方々に感謝します。
ありがとうございました。


ページトップへ